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Microsoft、OS市場シェアをさらに拡大、2007年まで優位は揺るがず―米IDC調査


 米IDCは8日(米国時間)、米Microsoftが2002年の世界のOS市場でサーバー、クライアントともにシェアを拡大したというレポートを発表した。2007年まで同社が支配的なポジションを維持すると予測している。

 レポートによると、Microsoftの世界のSOE(サーバー・オペレーティング環境)市場の2002年ライセンス出荷シェアは55.1%で、前年の50.5%から5ポイント近く増えていた。またCOE(クライアント・オペレーティング環境)市場でも93.2%から93.8%に微増した。

 OS全体の市場規模は4.3%増の186億ドルに拡大しており、とくにMicrosoftの12.4%増という高い成長率がけん引したという。2002年はIT支出の面で厳しい年だったが、同市場は例外的に好調だった。

 一方、Linuxの2002年のライセンス出荷(無料のものを除く)シェアは、SOE市場で23.1%、COE市場で2.8%と健闘した。他のUNIXは、すべてマイナス成長となっており、Linuxがこれらのシェアを奪ったことがうかがわれる。

 IDCは、2002年から2007年までのSOE市場の年間平均成長率は9.1%、COEは同7.5%、と予測している。



URL
  米IDC
  http://www.idc.com/
  プレスリリース(英文)
  http://www.idc.com/getdoc.jhtml?containerId=pr2003_09_29_140158


( Infostand )
2003/10/09 10:01

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