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Siebel、オンデマンドCRMを強化 |
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大手CRMベンダーの米Siebel Systemsは10月17日（現地時間）、先ごろ発表した米UpShotの買収によってホスティング型CRMを強化するとともに、UpShotの顧客に対し、買収後も完全なサポートを維持すると発表した。 Siebelは今月初め、米IBMと提携してASP型CRMの「Siebel OnDemand」を発表し、安価で容易に導入できるCRMソリューションを提供する方向性を打ち出している。さらに同社は今月15日、今度はホスティング型CRMを提供するUpShotと、ビジネスアプリケーションベンダーである米Motivaの資産を買収すると発表し、強化を図った。UpShotの買収は11月初めに完了の予定。 17日、同社のCEO、Thomas M. Siebel氏はUpShotの顧客にあてた手紙で、「Siebelは、買収後もUpShotの全顧客をサポートする」と発表し、ホスティング型CRM市場にコミットしていくことを強調した。「わが社の目標は、業界ベストのホスティング型CRM――早く、容易に導入でき、手頃な価格のCRM――を提供することだ」（Thomas M. Siebel氏）。1996年創業のUpShotは、主に中小企業にホスティング型CRMを提供しており、約1000の顧客を抱えている。 Siebel OnDemandは年内に提供を開始する予定で、当面はUpShotのソリューションは別に提供される予定。Siebelの示したロードマップによると、UpShotは将来的にSiebelの次世代CRM製品に統合されることになっており、統合の際は、顧客にスムーズな移行を約束するとしている。UpShotの設立者やCEOなど同社のスタッフは買収後Siebelに移り、UpShot技術のSiebel OnDemandへの統合を担当する。 ■ ＵＲＬ 米Siebel Systems http://www.siebel.com/ プレスリリース（英文） http://www.siebel.com/about/news_events/press_releases/2003/031017_upshotsupport.shtm
（ Infostand ）
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