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IBM、CrossAccessのソフトウェア技術を買収

メインフレームでの情報統合を強化

 米IBM Corporationは10月14日(米国時間)、米CrossAccessのソフトウェア資産を買収することを明らかにした。買収は10月中に完了する予定。IBMは今回の買収により、CrossAccessの技術をDB2 Information Integratorソフトウェアに統合することで、あらゆる形態の情報管理を統合するインフォメーションインテグレーション分野の体制を強化する。またCrossAccessのソフトウェア資産だけでなく、人員もIBMのデータマネジメントソフトウェアグループに統合される。

 CrossAccessは、現在企業のビジネス情報の60%を占めるといわれているメインフレームのデータベース内の情報へのアクセスや、情報運用を行えるソフトウェアを提供している。

 業界アナリストによれば、インフォメーションインテグレーション分野の市場は2006年までに100億ドルに拡大するとされる。IDCの試算でも将来、企業ではIT予算の40%を同分野に割り当てる見込みとなっており、IBMでも、オンデマンドコンピューティング構想上、最も重要な分野のひとつと位置づけている。



URL
  IBM Corporation
  http://www.ibm.com/
  プレスリリース(日本語)
  http://www-6.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/2003/10211
  DB2 Information Integrator
  http://www-6.ibm.com/jp/software/data/ii/


( 岩崎 宰守 )
2003/10/21 15:51

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