2002年に世界中で新たに作り出された情報はデジタル、アナログ合わせて約5EB(exabyte=2の60乗B、約100万TB)にのぼり、1999年から3年で2倍に増加したという研究結果を、米カリフォルニア大学バークレー校の研究者がまとめた。米フロリダ州で開催中の「Storage Networking World Fall 2003」で、10月28日(米国時間)発表した。
同大のPeter Lyman教授(the School of Information Management and Systems)は「ハードディスクやCD-ROM、DVDのようなデジタルメディア・ストレージが安価になっことから、P2Pの検索や、インターネット上への音楽やビデオの蓄積が激増した」と述べ、同時にこのことが「ウェブを簡単に確実にアクセスできる道具に変えた。これによって予想されていた出版の自由化が起こった」とコメントしている。