米VERITAS Softwareは11月24日(米国時間)、米Cisco Systemsのスイッチ上で動くストレージ管理ソフトウェア「VERITAS Storage Foundation for Networks」を発表した。異機種が混在するネットワーク環境でのストレージ管理を容易にするという。
「VERITAS Storage Foundation for Networks」は、Ciscoの「Cisco Advanced Services Module(ASM)」上で動くボリューム管理ソフトウェア。同製品と「Cisco MDS 9000」シリーズのスイッチ製品を併用することで、ネットワーク層でのストレージの仮想化が実現する。これにより、一元的なストレージのプロビジョニングが可能となり、ざまざまなベンダー製のサーバーやストレージが混在するヘテロジニアス環境上で、データへのアクセスが簡素化できる。
両社によると、このようにストレージ管理をネットワークレベルで統合することにより、ホストベースやアプライアンスベースのストレージ仮想化では得られないSANの統合レベルが実現できるという。また、IT部門には、データ使用率の上昇、管理性と柔軟性の向上、管理・運用コストの削減などのメリットがあるという。価格は12,000ドルから。
■ URL
米VERITAS Software
http://www.veritas.com/
米Cisco Systems
http://www.cisco.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.veritas.com/news/press/PressReleaseDetail.jhtml?NewsId=60853
( Infostand )
2003/11/26 10:09
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