韓国のSamsung Semiconductorや米Lexar MediaなどUSBフラッシュドライブの関連企業が12月8日(米国時間)、普及促進団体「USB Flash Drive Alliance」(UFDA)を設立した。
USBフラッシュドライブは、接続インターフェースにUSBを用いた携帯型の外付け小型ストレージ機器。現在の最大メモリ容量は2GB程度。追加ソフトウェア不要のプラグ&プレイで利用でき、携帯性に優れることから、文書や画像などの持ち運びに使われる。米国の2003年の市場規模は約500万台で、世界の約2割を占めるという。
UFDAは、USBフラッシュドライブの利便性などを一般消費者にアピールすることを目的としている。まもなく、Webサイト上で教育プログラムを開始するほか、イベントなどの活動を予定している。
スポンサー会員は、Samsung、Lexarのほか、台湾Genesys Logic、米Kingston Technology、米PNY Technologiesの5社で、準メンバーとして、米Microsoftや米Crucial Technologyなどが参加している。会長にはSamsungのDirector of Flash Marketingを務めるSteffen Hellmold氏が就任した。現在のところ、日本メーカーの名前はない。
■ URL
USB Flash Drive Alliance
http://www.usbflashdrive.org/
ニュースリリース(英文)
http://www.usbflashdrive.org/news/press/pr_20031208.html
( Infostand )
2003/12/09 10:29
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