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米Microsoft、「Host Integration Server 2004」のベータ版を発表 |
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米Microsoftは12月15日（米国時間）、ホスト接続サーバーの新バージョン「Microsoft Host Integration Server（HIS） 2004」のベータ版をリリースした。HRP（Hight Performance Routing）プロトコルやWebサービスのサポートなど統合機能を強化したほか、セキュリティも特徴としている。 HIS 2004は、IBMメインフレームなどレガシーシステムを統合するホスト統合サーバーソフトウェアで、前バージョンの「HIS 2000」および「Microsoft SNA Server 4.0」がベースとなっている。 アプリケーション統合機能としては、HRPプロトコルをサポートしたIP-DLCリンクサービスがある。これは、IPネットワークベースでSNAアプリケーションを接続する機能で、OS/390やz/OSとシームレスな接続が実現するという。米Data Connectionと共同開発した。Webサービスでは、.NET FrameworkやVisual Studio .NET、Transaction Integrator（TI）をサポート。CICS（Customer Information Control System）などのメインフレームアプリケーションを.NETとしてラッピングして接続できる。 セキュリティでは、SSL（Secure Socket Layer）やTLS（Transport Layer Security）などの技術をサポートして、メインフレームへのアクセスの安全性を強化した。 米Microsoftは、HIS 2004の導入で標準技術ベースの接続が可能となり、インフラの複雑性が減少し相互運用性が向上するとしている。 米Microsoftは、「Windows Server 2003」を土台として、サーバインフラ製品群を“Windows Server System”と称しており、HIS 2004もこの一部となる。HIS 2004正式版は2004年中ごろ提供の予定。 ■ ＵＲＬ 米Microsoft http://www.microsoft.com/ ニュースリリース（英文） http://www.microsoft.com/presspass/press/2003/dec03/12-15MicrosoftHIS2004PR.asp
（ Infostand ）
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