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アプリケーション統合サーバー市場は2007年に50億ドル規模へ
米IDCによると、サーバーを新たに設置してビジネスプロセスを自動化する動きが企業の間で強まっており、2004年の世界のアプリケーション統合サーバー市場は前年比5%増の成長が見込まれるという。また、2007年までに50億ドル規模に達すると予測している。成長は北米の企業の動向で大きく左右されるという。
調査は、IDCが北米企業750社のIT管理者を対象に行った電話調査をベースにまとめた。それによると、IT優先課題とされているビジネスプロセス統合を実現するのに、サーバーを独立して設置していると回答した企業は全体の17%、また設置を計画中は14%に達した。既存アプリケーションに統合機能をバンドルするよりも、統合サーバーを新たに設置するアプローチをとる傾向が多く見られたという。
また、調査では、統合サーバー市場の特徴として、オープンソースや新興ベンダーがけん引していることも分かった。IDCでは、統合サーバー市場の成長を支える要因として、異機種混在環境やポイントソリューション実装の複雑性などの技術的背景、また、業界特定型で役割ベースのビジネスプロセス自動化へのニーズの高まりなどを挙げている。
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URL
米IDC
http://www.idc.com/
プレスリリース(英文)
http://www.idc.com/getdoc.jhtml?containerId=pr2003_12_16_093825
( Infostand )
2003/12/26 10:02
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