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米IBM、LinuxベースのPOSシステムソリューションを発表
米IBMは1月8日(米国時間)、独SUSEのLinux OSをベースとした小売業向けPOSソリューション「IBM Retail Environment for SUSE LINUX」を発表した。導入の容易さ、コスト面などのメリットや、安定性が特徴という。
IBMの「IBM SurePOS」向けに最適化されたSUSE LINUXをベースに、IBMのeServerやミドルウェアを組み合わせた小売業向けソリューション。両社によると、標準ベースで、安定したセキュアなインフラを提供し、遠隔POSシステムで管理を集中できるよう設計したという。
IBM 小売業ソリューション担当ジェネラルマネージャのTom Peterson氏は「POSは小売業の要といえる」と述べ、信頼性や安定性とともに、オープンソースのLinuxの恩恵も享受できることを強調している。このほか、インストールや設定が容易にできることや、小規模から大規模まで、さまざまな規模のシステムに対応できることが特徴という。
提供は今年上半期の予定。IBMは、DOSユーザーのアップグレード需要を特にターゲットにしており、いくつかの既存IBM端末で実装可能にすることで、同社製POSシステムユーザーの過去の投資を守るとしている。
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URL
米IBM
http://www.ibm.com/
独SUSE
http://www.suse.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.suse.com/us/company/press/press_releases/archive03/ibm_cashcounter.html
( Infostand )
2004/01/09 10:03
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