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米Red Hat、RHNにプロビジョニングモジュールを追加


 米Red Hatは1月21日(米国時間)、ユーザーにパッチや更新情報を提供する同社のネットワークサービス「Red Hat Network(RHN)」に、新たにプロビジョニングモジュールを追加したと発表した。このモジュールの導入で、複数のRed Hat Enterprise Linuxサーバーの設定、管理を動的に行うことが可能となる。ユーティリティコンピューティングに向けたもの。

 プロビジョニングモジュールは、OS設定、コンフィギュレーション管理、マルチステートロールバック、「Kickstart」コンフィギュレーションツールなどからなり、RPMベースのアプリケーションのプロビジョニングにも対応。「Linuxインフラ上の完全なライフサイクル管理が可能」(同社)という。インターフェイスはシンプルな単一のものにまとめてある。

 RHNは、システム管理を簡単にするネットワークサービスで、2000年に導入された。すでに提供していたアップデートモジュール、管理モジュールに、プロビジョニングモジュールを加えて、計3モジュール構成となった。アップデートモジュールは、GUIや優先度通知、RPM依存度チェック機能などを含むシングルシステム向け。管理モジュールはポリシー、パーミッションなどに合わせたユーザー管理を行い、複数システムをグループ化できる。



URL
  米Red Hat
  http://www.redhat.com/
  ニュースリリース(英文)
  http://www.redhat.com/about/presscenter/2004/press_RHN_PM.html


( Infostand )
2004/01/22 10:08

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