米IBMは1月26日(米国時間)、包括的コラボレーション製品群「IBM Software Solution for On Demand Workplace」などの新製品を米フロリダ州で開催中の「Lotusphere 2004」で発表した。
IBM Software Solution for On Demand Workplaceは、「Web Content Management」などLotus Workplace製品と、J2EEベースのポータルサーバー「IBM WebSphere Portal」で構成され、Webポータルでのコラボレーションに対応する。組織内・外のユーザーは、単一のユーザーIDとパスワードで、サードパーティのアプリケーションを含め、ポータル内にある各種コラボレーションツールを利用できる。
同社によると、コラボレーション、ポータル、コンテンツマネジメントの各分野の統合が進んでおり、これに応えて単一環境での操作をユーザーに提供するという。
このほか同社は、オープンソース技術のEclipseをベースとした新しいクライアント技術「IBM Workplace Client Technology」の概要も明らかにした。同技術は、電子メールやIM(インスタントメッセージ)、表計算などのオフィスアプリケーションを、場所を問わずに利用可能にするもの。今年前半に登場予定のLotus Workplaceに含まれる予定。
また、同社は、MicrosoftのOutlookとの接続性強化やIM機能などを追加した最新の「Lotus Notes and Domino 6.5.1」も発表した。
■ URL
米IBM
http://www.ibm.com/
( Infostand )
2004/01/27 10:11
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