米IBMは1月27日(米国時間)、新たにPOWER 4プロセッサを搭載したNASゲートウェイ製品「TotalStorage NAS Gateway 500」を発表した。SANとNASの混在する企業ネットワークでデータを共有可能にする製品。
NASゲートウェイは、SAN環境内でしか扱えなかったデータに、企業内のLANやWANに接続されたクライアント/サーバーからアクセスできるようにする。同種の製品の市場は拡大中で、米EMCや米Network Applianceが製品を投入している。
NAS Gateway 500は、従来製品の「NAS Gateway 300」がIntelプロセッサ、Windowsの組み合わせだったのに対し、POWER 4とAIXを採用して高速化を図った。
IBMのeServerシリーズ、TotalStorage Enterprise Storage Serverなどと組み合わせて利用できるほか、オプションのSAN Volume Controllerを併用することで、他ベンダーのストレージサーバーにも対応する。NAS Gateway 500の発売は2月6日で、価格は60,000ドルから。
■ URL
米IBM
http://www.ibm.com/
( Infostand )
2004/01/28 10:30
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