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MyDoomでサイトダウンのSCO、代替サイト立ち上げ |
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米SCO Groupは2月2日（米国時間）、MyDoomウイルスの攻撃を受けてアクセス不可能になっていた同社のWebサイトの代替サイトを用意した。「http://www.thescogroup.com」で、攻撃が終了するとみられる2月12日まで稼動する予定。同社の顧客、リセラー、開発者、株主などに代替サイトを利用するよう呼びかけている。 代替サイトは、米Network Associatesなどセキュリティベンダーへのリンクを設けてウイルス関連情報を提供しているほかは、通常のWebサイトと同じで、全機能を提供する。 同社社長兼CEOのDarl McBride氏は「セキュリティ専門家はMyDoomをインターネット上の史上最大の攻撃と述べており、世界のビジネスとコンピューターに10億ドルを超える生産性損失と被害をもたらしている。MyDoomの目的のひとつは、SCOのWebサイトへのアクセスの妨害であり、われわれは、株主が引き続き情報、データにアクセスし、サポートを受けられるよう必要な措置をとる」と述べている。 1月27日から急増して猛威をふるっているMyDoomは、事前の予想通り2月1日に合わせてSCOのサーバーへのDoS攻撃を開始し、同社の通常のWebサイトはアクセス不能な状態に陥っていた。SCOは今回の代替サイトのほかにも、別のコミュニケーション手段も提供する予定としている。また、犯人探しにも乗り出しており、情報提供者に25万ドルの懸賞金を出すと発表しているほか、米連邦捜査局（FBI）などの司法機関とウイルス作成者の特定で協力している。 同社世界ITインフラ担当ディレクターのJeff Carlon氏は「SCOのWebサイトへのアクセスは数日前から急増していた。今後もウイルスによるさらなる攻撃が予想される」としている。 ■ ＵＲＬ 米SCO （通常サイト） http://www.sco.com/ 米SCO （代替サイト） http://www.thescogroup.com/ ニュースリリース（英文） http://ir.sco.com/ReleaseDetail.cfm?ReleaseID=127871
（ Infostand ）
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