米Oracleは2月3日(米国時間)、中小規模企業向けデータベースサーバー「Oracle 10g Standard Edition One」の出荷を開始した。1CPUあたりの価格を4995ドルに引き下げた。また、最低5ユーザーからの「Named User Plus」ライセンスでは1ユーザーあたり149ドルで利用できる。
Oracle Standard Edition Oneは、小規模データベースを構築する際、小さな費用で導入できるライセンス。新版の10gでは、昨年10月の導入時から価格を約1000ドル引き下げたほか、新たにデュアルプロセッサをサポートした。MicrosoftのSQL Serverに対抗する。
また同社は、「Oracle Database 10g Standard Edition」の購入者に、クラスタ機能のReal Application Clusters(RAC)を無料で提供すると発表した。最大4プロセッサまでのクラスタをサポートする。