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OSDL、企業向けLinuxアプリケーションの要求仕様を定義した文書を公開


 米Open Source Development Lab(以下、OSDL)は2月5日(米国時間)、エンタープライズ・クラスのアプリケーションに必要とされるLinuxの機能を定義して優先順位を示すドキュメント「Data Center Linux(DCL)Technical Capabilities」(version 1.0)を公開した。

 DCL Terchnical Capabilitiesは、ハイエンドのオンライントランザクション(OLTP)やディシジョンサポートのような要求の厳しいエンタープライズ・クラスのアプリケーションをLinuxがサポートするために、企業が何を必要とするかに基づいて、Linuxの機能を定義し、優先順位を示すドキュメント。スケーラビリティ、パフォーマンス、信頼性/可用性/スケーラビリティ(RAS)、管理性、クラスター、業界標準、セキュリティ、ユーザビリティの7つのカテゴリーから構成されている。各機能の優先順位は、業界リーダーならびにエンドユーザーからのフィードバックにより定められたとのこと。

 OSDLは、「Technical Capabilitiesドキュメントの公開は、要求仕様書の作成前に、機能や優先順位に関するフィードバックを求めるオープンプロセスを設けることを目的としている」とコメントしている。



URL
  Open Source Development Lab
  http://www.osdl.jp/
  プレスリリース
  http://www.osdl.jp/newsroom/press_releases/2004/2004_02_05_beaverton.html


( 福浦 一広 )
2004/02/09 11:46

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