米VERITAS Softwareと米BEA Systemsは4月12日(米国時間)、アプリケーション向けユーティリティコンピューティングプラットフォームで提携したと発表した。ともに独立系ソフトウェアベンダーという立場を生かして、ハードウェアやOSを問わないオープンなユーティリティプラットフォームを提供する。提携は世界規模で、開発、営業、マーケティングを共同で行う。
両社によると、これまでのユーティリティコンピューティングでは、ハードウェアからソフトウェアまでをセットで提供する単一ベンダーの技術に縛られることが多かったという。これに対し両社は、オープン標準べースの製品同士を統合して、企業の既存の異機種混合環境でアプリケーション向けユーティリティコンピューティングを導入できるようにするという。
具体的な製品は、J2EEアプリケーションサーバー用パフォーマンス管理ソフトウェアの「VERITAS Indepth for J2EE」、クラスターの「VERITAS Cluster Server」やサーバープロビジョニングの「VERITAS OpForce」を、BEAのJ2EEアプリケーションサーバー「BEA WebLogic」およびOLTP(Online Transaction Processing)ミドルウェア「Tuxedo」と統合する。
価格は、「VERITAS Indepth for J2EE」が4,000ドルから。「VERITAS Cluster Server with BEA WebLogic Server」が2,995ドルから。いずれも同日から提供開始した。「VERITAS OpForce/BEA WebLogic Server」は今年後半の提供予定で価格は未定。
■ URL
米VERITAS Software
http://www.veritas.com/
米BEA Systems
http://www.bea.com/
プレスリリース(英語)
http://www.veritas.com/news/press/PressReleaseDetail.jhtml?NewsId=61893
http://www.bea.com/framework.jsp?CNT=pr01267.htm&FP=/content/news_events/press_releases/2004&ref=PR1
( Infostand )
2004/04/13 09:58
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