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米Sun、リセラー・小規模企業向けにJESとJDSの特別価格導入
米Sun Microsystemsは4月19日(米国時間)、「Sun Java Enterprise System」(JES)および「Sun Java Desktop System」(JDS)を推進するための、リセラー向け新料金体系と小規模企業向けプロモーションを発表した。認定リセラーには通常価格の半額で提供し、従業員100名以下の小規模企業にはJESの初年度ランタイムライセンスを無料とする。
リセラー向け新価格は、同社の販売パートナープログラムiForceに加盟しているパートナー企業に対して適用され、1ユーザー当たりの年間価格は、JESが50ドル、JDSは25ドルとなる(通常価格はそれぞれ、JESが100ドル、JDSが50ドル)。即日適用開始した。
小規模企業向けプロモーションは従業員数100人以下の企業に適用され、JESのランタイムライセンスが初年度無料となる。ただし、保守やサポートは別途料金が必要。
JESはインフラソフトウェア製品群で、JDSはLinuxベースのデスクトップソフトウェア製品群。Sunは両製品を昨年秋に発表しており、特にJDSは英産業省(OGC)が試験導入するなど、MicrosoftのOffice製品の代替として導入される事例が増えている。また、Sunは今後数カ月以内に“市民向け価格”を明らかにする予定だ。
米サンディエゴで開催したパートナー向けカンファレンス「Sun iForce Partner Summit」で発表した。Sunはこの日、米チャネルパートナー企業向けに、Sunのシステム、ソフトウェア、サービスを単一の窓口で提供するフレームワークや、x86版Solarisを一括大量導入する企業向けに割引料金を適用することも発表した。
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URL
米Sun Microsystems
http://www.sun.com/
プレスリリース(英語)
http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/2004-04/sunflash.20040419.4.html
http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/2004-04/sunflash.20040419.3.html
( Infostand )
2004/04/20 09:53
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