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Sun、JavaデスクトップOS次期版を5月に提供開始


 米Sun Microsystemsは4月22日(米国時間)、デスクトップOS「Sun Java Desktop System」(JDS)の次期バージョン「2.0」の概要を明らかにした。5月の第1週に出荷の予定で、マクロ機能の有効化・無効化や背景画面の変更、リモートからの設定など管理機能が強化されているという。

 JDSは、LinuxベースのデスクトップOSで、Webブラウザや電子メールなどの一般的なアプリケーションを含んでいる。昨年末に提供を開始し、低価格や安全性、堅牢性を売り物に、Windowsの代替OSとして売り込んでいる。米各種メディアの報道などによると、新バージョンのJDS 2.0では、リモート管理機能で各ユーザーごとに利用可能なアプリケーションを制限でき、自動アップデート機能も取り入れられるという。

 また、Sunは、小売大手のWal-MartのWebサイト上で、現行バージョンのJDSを搭載したPCの販売が始まったと発表した。ハードウェアは米Microtel Computer Systems製。AMDまたはIntelの動作周波数1.6GHz~3.0GHzの6種類のプロセッサ構成から選択できる。価格は298~698ドル。

 Sunはあわせて、JDS、オフィススィートの「StarOffice」、シンクライアントの「Sun Ray」の3つのデスクトップソフトウェアで計21社とOEM契約を結んだことも発表した。この中には、日本でStarOfficeの日本語版(StarSuite)を販売しているソースネクストも含まれる。



URL
  米Sun Microsystems
  http://www.sun.com/
  米Wal-Mart
  http://www.walmart.com/
  プレスリリース(英語)
  http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/2004-04/sunflash.20040422.1.html
  http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/2004-04/sunflash.20040422.2.html


( Infostand )
2004/04/23 10:34

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