Monoは、Novellが2003年8月に買収した米Ximianが取り組んでいたプロジェクト。LinuxやUNIXで.NETアプリケーションを動作させるためのクロスプラットフォームの開発環境となる。買収後はNovellがスポンサーとなり、Ximian開発者のMiguel de Icaza氏らが進めている。
Novellによると、.NET準拠のキーコンポーネントを取り入れ、.NET Framework 1.0/1.1の大半の機能をサポートするという。C#コンパイラやCommon Language Runtime(CLR)JITコンパイラ、クラスライブラリのセットなどを含み、Linux、NetWare、Mac OSなどにリッチクライアント、Webサービス、サーバーサイド・アプリケーションを実装できるという。