米Iomegaは5月24日(米国時間)、Microsoftの「Microsoft Storage Server 2003」ベースのエントリーレベルNAS製品を発表した。「Iomega NAS 200d Series 320GB」(200d 320GB)と「Iomega NAS 200d Series 480GB」(200d 480GB)の2モデルで、いずれも中小規模システム向け。米国で6月に出荷開始の予定。価格はそれぞれ1399ドルと1999ドル。
データを最大64の時点に復元できるVolume Shadow Copy Services(VSS)、複数のネットワークサーバー上でデータを管理するDistributed File System(DFS)などWindows Storage Server 2003の持つ機能を活用できる。同社によると、中小規模システムの多くがWindowsベースであることから、ユーザーには大きなメリットを提供できるという。
Microsoft Storage Server 2003は事前設定済みで、数分間でセッティングできるという。また、既存のWindows環境とのシームレスな統合を実現しながら、クライアントPCやネットワーク・ファイルプロトコルが混在するヘテロジニアス(異機種混合)環境に対応できるとしている。
接続は、Serial ATA(SATA)接続、RAID 1(200d 480GBではRAID 5)をサポートしたほか、バックアップシステムとの接続用としてUSB 2.0を4ポート備えている。200d 480GBではUltra SCSI 320も1ポート搭載した。北米以外の市場では今夏終わりごろの出荷を予定している。
■ URL
米Iomega
http://www.iomega.com/
( Infostand )
2004/05/25 10:04
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