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米Macromedia、「Flash Player 7 for Linux」をリリース


 米Macromediaは5月27日(米国時間)、Linux版のFlashアプリケーション用クライアントソフト「Macromedia Flash Player 7 for Linux」をリリースした。Webサイトからダウンロード提供するほか、Novell、Red Hat、Sun Microsystems、Turbolinuxの各社のディストリビューションにバンドルする。

 パフォーマンスとセキュリティ機能を改善し、新たにCSS(Cascading Style Sheets)をサポートした。これによってHTMLとFlashが混在するフォーマットの開発ができるようになる。また、SOAPも新規サポートし、サービス指向アーキテクチャでの企業データの操作にリッチ・インターネット・アプリケーション・インターフェイスを利用できるようになった。

 移植にはSun Microsystemsのエンジニアが協力した。同社のデスクトップソリューション担当副社長のCurtis Sasaki氏は「Flash Player 7をSun Java Desktop Systemに統合することで、世界中のWebサイトで利用されているリッチでインタラクティブなFlashコンテンツを、われわれの顧客に見てもらうことができる」とコメントしている。

 Macromedia Flash Playerはネットワークに接続されたデスクトップコンピュータの98%にインストールされており、モバイル機器への採用も進んでいるという。



URL
  米Macromedia
  http://www.macromedia.com/
  ニュースリリース(英文)
  http://www.macromedia.com/macromedia/proom/pr/2004/flashplayer_linux.html
  Flash Player
  http://www.macromedia.com/go/flashplayer/


( Infostand )
2004/05/28 10:14

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