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2003年世界DB市場は136億ドル、Oracleが首位―米IDC調査 |
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米IDCが6月4日（米国時間）発表した2003年の世界のデータベース（DB）市場規模は、前年比7.6％増の136億ドルとなった。DB市場は景気低迷から需要が伸び悩んでいたが、高い成長率を達成した。IDCは2008年には、200億ドル規模に達すると見込んでいる。 調査は、世界のリレーショナルデータベース管理システム（RDBMS）およびオブジェクトリレーショナルデータベース管理システム（ORDBMS）のライセンスとサポート料金から売上高を集計したもの。ただし、伸び率は、ユーロ高の影響で押し上げられており、実質はもっと低いという指摘もある。 ベンダー別シェアは、首位が米Oracleで39.3％、2位は米IBMの31.1％、3位は米Microsoftの12.1％だった。 DB市場の約4分の3のシェアを占める上位3社の争いは、数年前から激化している。クラスターやグリッドといった新技術を提唱し、首位の座を堅守しようとするOracleに対し、IBMはInformixの買収とメインフレームにフォーカスしたアプローチで数年前からポイントを奪回している。MicrosoftはUNIX離れという傾向とともに、中規模システムからハイエンドへ向け機能を強化し、シェアを伸ばしている。 一方、ライセンスだけを集計した米Gartnerの同様の調査（5月27日発表）では、IBMが首位（35.7％）で、2位がOracle（32.6％）、3位がMicrosoft（18.7％）となっていた。 ■ ＵＲＬ 米IDC http://www.idc.com/ ニュースリリース（英語） http://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=pr2004_06_03_112013
（ Infostand ）
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