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米VMware、仮想インフラストラクチャSDKを発表


 米EMCの子会社、米VMwareは6月30日(米国時間)、同社の仮想インフラストラクチャ技術用の「Virtual Infrastructure Software Developer Kit(SDK)」を発表した。標準のインターフェイスにより、ISVやパートナーがVMwareの仮想インフラストラクチャ技術を管理できる。

 VMwareは、ストレージやサーバーなど、x86ベースのハードウェアとソフトウェアの間に層として仮想インフラストラクチャを設け、ハードウェアを単一のコンピュータリソースとして扱うコンピューティングモデルを提唱している。

 「Virtual Infrastructure SDK」では、同社の製品で構築した仮想インフラストラクチャへの既存の管理フレームワークの統合や、管理が可能だという。たとえば、仮想マシンの作成/削除/コピー/クローン、仮想CPU、メモリ、ディスクのI/O、帯域利用率などの性能監視、リソースポリシーの設定などができる。

 また、Webサービスにも対応する。SOAPやWSDLをサポートしており、JavaかVisual Studio .NETで作成されたWebサービスを組み込める。

 「Virtual Infrastructure SDK」は同社サイトよりダウンロードが可能。同社によると、仮想インフラストラクチャ技術を実装している企業は世界で5500社以上にのぼるという。



URL
  米VMware
  http://www.vmware.com/
  「Virtual Infrastructure SDK」ダウンロード
  http://www.vmware.com/support/developer/vc-sdk/


( Infostand )
2004/07/01 10:42

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