最新ニュース
中国発の世界最大規模オンライン企業検索サービス、12月開始
中国で英字情報Webサイトを運営しているChina Daily Information Company(CDIC)と米China Communicationsは7月8日(米国時間)、企業検索エンジン「Acoona」を発表した。独自の人口知能(AI)を利用して、世界3000万社以上の企業データベースから企業を検索できるサービスで、今年12月の開始を予定している。
Acoonaの最大の特徴は検索エンジンにAIを利用していることだ。通常の検索エンジンでは、キーワードの一致でヒットする直接的なアプローチを採用する。これに対しAcoonaは、ユーザーが閲覧したいWebページを理解するという考え方の下、言葉の意味を再計算する独自のアルゴリズムを搭載している。このため、精度が向上し、従来の検索サービスでは結果が出なかったような検索にも対応できるという。この検索技術は特許出願中。
“クローラー”や“スパイダー”で、Webサーバーを巡回して情報を収集するロボット技術に加え、独自の情報プロバイダのデータベースも利用する。登録企業数は3000万社以上で、世界最大規模という。また、社名、住所、URL、電話番号、事業内容、業種などから企業を検索できる。
Acoonaは、China Communicationsが運営し、CDICがこれを支援する。China Communicationsの会長は、元米Compaq ComputerのCEO、Eckhard Pfeiffer氏が務める。
■
URL
Acoona
http://www.Acoona.com/
China Daily Information Company
http://www.chinadaily.com.cn/
プレスリリース(英文)
http://www.chinacom.com/acoonapress.html
( Infostand )
2004/07/09 10:13
Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved.