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米Bluesocket、無線LAN不正侵入防御システムを発表


 セキュリティ製品の米Bluesocketは7月20日(米国時間)、無線LANの不正侵入防御システム(IPS)「BlueSecure Intrusion Protection System」(BlueSecure IPS)を発表した。侵入検知とモニタリングの機能をそなえ、外部からの不正なアクセスやDoS攻撃、なりすましなどから無線LANネットワークを防御する。米国では8月から販売する。

 BlueSecure IPSは、無線波を感知するセンサー「BlueSecure RF Sensor」とサーバープラットフォームの「BlueSecure Server」で構成される。まず、センサーを無線LAN上に分散させ、許可されていない端末、設定や実装ミスによる脆弱性などを検出する。

 ネットワーク管理者は、センサーから送られてくる情報に基づき、ユーザーの活動状況や隣接する無線LAN情報、ローグAP(アクセスポイント)、外部からの不正ネットワーク利用などを管理・監視できる。BlueSecure Serverは、証拠データ収集(フォレンシック)のためのトラフィック分析や性能分析、ネットワークの状態診断などの機能もそなえている。

 BlueSecure RF Sensorは802.11 a/b/g方式をサポートし、BlueSecure Serverはさまざまなベンダーのアクセスポイントやクライアント端末と連動可能。既存の有線および無線LANシステムに変更を加えることなく利用できるという。価格は、センサーが695ドル、BlueSecure Serverが2995ドル。



URL
  米Bluesocket
  http://www.bluesocket.com/
  プレスリリース(英文)
  http://www.bluesocket.com/news/prItem.csp?id=174


( Infostand )
2004/07/21 09:59

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