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米Oracle、RFIDをサポートした最新のSCMをリリース


 米Oracleはこのほど、RFID技術のサポートなど、サプライチェーンの可視性を強化した最新のSCMアプリケーション「Oracle Supply Chain Management 11i.10」を発表した。国際化に対応し、需要予測の精度を高め、無駄のないSCMを実現するという。

 新バージョンでは、RFIDによって、トランザクションや出荷状況の自動追跡ができるほか、「Oracle Internal Controls Manager」との統合で、サプライチェーンのすべてのトランザクションの監視・管理が可能という。

 サプライチェーンの拠点間の協調機能や在庫レベル管理も強化した。さらに、顧客のニーズに迅速に対応できる産地直送機能や、需要予測などフォーキャスト機能も強化。SCMの一部をアウトソースしたり、パートナーと拡張システムを持つ企業や、国際的に複数のサプライチェーンを持つ企業のニーズに応えるとしている。

 このほか、米企業改革法(Sarbanes-Oxley法)など新規制を遵守するための機能も加わった。電子署名や記録機能の適用分野を拡大、会計や財務を透明化を図って、リスクを軽減できるという。



URL
  米Oracle
  http://www.oracle.com/
  ニュースリリース(英文)
  http://www.oracle.com/corporate/press/3299225.html


( Infostand )
2004/08/06 10:24

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