米Open Source Development Lab.(以下、OSDL)は8月10日(米国時間)、中国・北京オフィスを開設したと発表した。OSDLでは米国と日本にオフィスを持っており、今回の北京オフィスが3カ所目となる。
OSDL CEOのStuart Cohen氏は「中国は、Linux採用におけるリーダーといえる。政府がLinuxを推進し、活力ある地域のソフトウェア産業がLinux周辺で発展するなど、Linuxベースのコンピューティングソリューションを提供するために大規模な投資を行っている。OSDLは、中国におけるLinuxを発展させるため、これらのグループを支援することにコミットする」とコメントしている。
中国のIT調査会社によると、中国におけるLinuxサーバーソフトウェア市場は、向こう5年間で、年平均成長率49.3%で成長すると予測。中国は世界でももっとも急速にLinuxが成長している市場のひとつとなっている。
■ URL
Open Source Development Lab
http://www.osdl.jp/
プレスリリース
http://www.osdl.jp/newsroom/press_releases/2004/2004_08_10_beijin-beaverton
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( 福浦 一広 )
2004/08/11 18:38
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