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米Oracle、営業プロセス連携を強化した最新CRMを発表
米Oracleは8月16日(米国時間)、業務アプリケーション製品群「Oracle 11i.10」の最新のCRMアプリケーションを発表した。単なる営業のIT支援にとどまらず、部門や企業を越えるデータ共有やプロセス統合で営業効果を最大限に引き出すという。
販売サイドからのCRMを実現するソフトウェアで、企業レベルでの連携、効率性、コラボレーション、包括的な分析の4つの面にフォーカスして、機能の追加や強化を行った。「Oracle Sales」「Oracle Marketing」「Oracle Partner Relationship Management」「Oracle e-Commerce」で構成される。
企業レベルでの連携では、営業とマーケティング部門の連携を密にする「Oracle Marketing」に、新たに「Oracle Audience Workbench」というコンポーネントを追加した。顧客情報など情報のフローを統合することで、より的確な見込み客の絞込みなどができるという。また、マーケティングキャンペーンなどの販促や営業活動につなげるツールも備えた。
効率性では、企業の営業プロセス手法をシステムに落とし込む「Oracle Sales Coach」などの機能を加えた。提案から販売条件の決定まで、営業活動を効率よく進められるという。
同社は7月末、同じく11i.10製品群のSCMアプリケーション「Oracle Supply Chain Management 11i.10」を発表している。
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URL
米Oracle
http://www.oracle.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.oracle.com/corporate/press/2004_aug/apps_sales.html
( Infostand )
2004/08/18 10:08
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