Longhornは、生産性やセキュリティ、開発者向けの新機能などを特徴としており、3Dを用いたユーザーインターフェースやオーディオ処理などの強化が盛り込まれる。当初は2005年のリリースを予定していたが、「Windows XP Service Pack 2 (SP2)」の開発作業に手間取ったことなどから、2006年にずれ込んだとみられている。
Longhornの構成要素には、WinFSのほか、プレゼンテーションサブシステムの「Avalon」、コミュニケーションサブシステムの「Indigo」(いずれもコードネーム)がある。Microsoftによると、WinFSは、Longhornに続いて、まずベータ版がリリースされる。AvalonとIndigoは翌2006年にリリースの予定で、Windows XPとWindows Server 2003でも利用できるようにするという。