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独Netline、オープンソース版「OPEN-XCHANGE」のダウンロード提供開始


 独Netline Internet Serviceは8月30日(現地時間)、Linuxベースのコラボレーションサーバー「OPEN-XCHANGE」のオープンソース版の提供を開始した。同社のサイトから無償ダウンロード提供しており、GNU GPLに基づいて利用できる。

 OPEN-XCHANGEは、電子メールやカレンダー、会議などの共有機能を持つグループウェアと、その技術。オープンソースとプロプライエタリのサーバー、クライアントを統合するプラットフォームで、米NovellのSUSE LINUXが、MicrosoftのExchange Serverの対抗製品である「SUSE LINUX Openexchange Server」のエンジンに採用している。

 特徴は、モジュール構成とWevDAV(Web-based Distributed Authoring and Versioning)インターフェイス。Webブラウザでアクセスし、クライアントは、Linux、Windows、Mac OS、Palm OSなどインターネットに接続できるあらゆるOSから利用できる。

 オープンソース版では、商用版とほぼ同等の技術が利用できるが、サードパーティのアプリケーションやコネクター技術が含まれておらず、サポートや保守もない。なおNetlineは、Windowsクライアントとシームレスに統合したい顧客向けには、年内に商用のコネクター販売開始する。

 同社は今月初め、同技術をオープンソースとして提供すると発表。その後2日間で、同社Webサイトの訪問者数が30万人を記録するなど、大きな反響があったという。



URL
  独Netline Internet Service
  http://www.open-xchange.org/
  ニュースリリース(英文)
  http://www.open-xchange.org/ox/EN/news/news_detail2036.htm
  OPEN-XCHANGEダウンロード
  http://www.open-xchange.org/ox/EN/community/download.htm


( Infostand )
2004/08/31 10:07

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