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米Sun、Microsoft認定技術者向けにOpteron搭載機を最大35%割り引き


 米Sun Microsystemsは9月1日(米国時間)、米Microsoftの認定技術者を対象として、AMDのOpteronプロセッサを搭載するサーバーやワークステーションを割引価格で販売すると発表した。期間は11月末までの3カ月間で、割引率は最大で35%。認定技術者はSunのハードを活用し、64ビットWindowsシステムをコストを抑えながら構築できるという。

 マイクロソフト認定技術資格制度(MCP)と総称される認定プログラムを受けた技術者が対象で、マイクロソフト認定システムエンジニア(MCSE)、認定デスクトップサポートテクニシャン(MCDST)、マイクロソフト認定トレーナー(MCT)、マイクロソフト認定システムアドミニストレータ(MCSA)などが含まれる。

 割引対象の製品は、WindowsをサポートするOpteron搭載サーバー/ワークステーションで、サーバーの「Sun Fire V20z」「Sun Fire V40z」、ワークステーションの「Sun Java Workstation W2100z」「Sun Java Workstation W1100z」。Opteronは、「Windows XP Service Pack 2」のデータ実行防止機能のメリットを受けられるEVP(Enhanced Virus Protection)を内蔵している。

 また、認定技術者向けに、Javaアプリケーションの最新IDE(統合開発環境)「Java Studio Creator」を半額にする。なお、米国外での実施については言及していない。

 これとは別に、全顧客を対象としてOpteron搭載機などの割引プロモーションも実施する。たとえばOpteron 244を2基搭載しメモリ2GBの「Sun Fire V20z」は3195ドル(米国での通常価格は3995ドル)などとなる。また、「Sun Fire V40z」に、4台または10台のまとめ買い割引価格も用意している。

 両社は今年4月、長年の反トラスト法訴訟で和解し、互換性検証や開発作業を共同で進めていくと発表していた。



URL
  米Sun Microsystems
  http://www.sun.com/
  ニュースリリース(英文)
  http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/2004-09/sunflash.20040901.1.html


( Infostand )
2004/09/02 10:15

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