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04年2Q世界ストレージ市場は50億ドル、iSCSI SAN急成長―米IDC調査 |
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米IDCは9月3日（米国時間）、2004年第2四半期（4-6月期）の世界ストレージ市場の調査結果を発表した。外付けディスク、ネットワークディスク（NAS、SAN）ともに堅調に推移し、総出荷容量は前年同期比41.2％増の275PB（ペタバイト）となった。工場出荷額は同5％増の50億ドルで、4四半期連続の拡大を記録した。地域別では、アジア・太平洋地域と日本で、初めて復調の兆しが見られたという。 出荷額ベースのベンダー別市場シェアは、米Hewlett-Packard（HP）が23％（前年同期26.5％）で引き続きトップを維持したもののシェアを下げた。以下、米IBMが20.3％（同20.1％）、米EMCが14.4％（同12.6％）、米Sun Microsystemsが7.6％（同8.2％）、米Dellが7.3％（同6.3％）の順。伸び率はEMCとDellが大きく、Dellは最大の21.7％増を記録した。 外付けディスクの出荷額は前年同期比8％増の34億7600万ドルとなった。ベンダー別シェアは、前四半期に1位となったEMCが20.7％で、2位のHP（シェア18.2％）との差をさらに広げた。3位はIBM（同13.5％）。上位5社では、HPとSun Microsystemsがマイナス成長を記録した。 NAS・SANで構成されるネットワークディスク市場は、前年同期比17.9％増で史上2度目の20億ドル超を記録した。なかでもiSCSI SANは、ネットワークディスク全体に占める割合は1％に満たないが、前四半期比30％増と急速に成長しているという。 ■ ＵＲＬ 米IDC http://www.idc.com/ ニュースリリース（英文） http://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=pr2004_09_02_113626
（ Infostand ）
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