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米Microsoft、会議ソフトウェア強化で専業ベンダーと提携
米Microsoftは9月14日(米国時間)、カンファレンス技術の米Polycomと提携すると発表した。複数年にわたって技術開発およびマーケティングを共同で行うもので、年内に両社の技術を統合したリッチメディア・コラボレーションツールをリリースする。
Polycomは、動画や音声、データなどを統合したカンファレンス製品「Polycom Office」を主力製品とするソフトウェアベンダー。2社が共同開発するソリューションでは、VoIPで用いられるプロトコルの1つ、SIP(Session Initiation Protocol)をサポートする。同プロトコルは各種プロトコルやレイヤを統合できることから、音声や動画、IM、アプリケーション、Webサービスなどさまざまな技術を利用したカンファレンスソリューションが実現するという。
第一弾として年内に、「Microsoft Office Live Communications Server」および「Windows Messenger」のオンライン状況表示やIM(インスタントメッセージ)機能、Polycomのビデオカンファレンス技術「ViewStation」シリーズ、それにハンドセットやマイクなどのアクセサリをセットにした製品をリリースする。これにより、Windows XPのユーザーはPC上でビデオ会議ができるという。
2社はその後、「Microsoft Office Live Meeting」にPolycomの技術を統合するなど、製品間の連携を強化するほか、両社内でも共同ソリューションを実装する予定。
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URL
米Microsoft
http://www.microsoft.com/
米Polycom
http://www.polycom.com/home/
ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2004/sep04/09-14MSPolycomCollaborationPR.asp
( Infostand )
2004/09/15 10:11
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