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米Microsoft、3番目のオープンソースソフトを公開


 米Microsoftは9月27日(米国時間)、オープンソースソフトウェアの開発サイト「SourceForge.net」で、「Wiki」を作成するソフトウェア「FlexWiki」のソースコードを公開した。同社が公開した3番目のオープンソースソフトにあたる。Wikiは、Webサイトからコンテンツ編集ができるコラボレーションページ。

 「FlexWiki」は、.NETプラットフォームに実装されたオーサリング環境で、Microsoftでプログラムマネージャーを務めるDavid Orenstein氏が開発した。同社内の開発者向けサイト「Channel 9」などで利用されているが、商用プログラムではない。

 同社は今年4月以降、SourceForge.netで、「Windows Installer XML」(WiX)と「Windows Template Library」(WTL)の2つのソフトをオープンソースで公開しており、FlexWikiは3つ目。それ自体が動作するプログラムは初となる。

 いずれもオープンソースライセンスの一つである「Common Public License」(CPL)に基づいて公開されている。CPLでは、アプリケーションやソースコードは自由に利用・改変可能だが、改変後のコードも、同条件で配布するよう求められる。なお、Wikiを開発したWard Cunningham氏はMicrosoftの社員となっている。



URL
  米Microsoft
  http://www.microsoft.com/
  FlexWiki
  http://sourceforge.net/projects/flexwiki/


( Infostand )
2004/09/29 12:32

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