米Sun Microsystemsは9月30日(米国時間)、デスクトップ向けJavaプラットフォームの最新版「Java 2 Platform Standard Edition 5.0」(J2SE 5.0)を正式にリリースした。コード名「Project Tiger」で開発が進められていたもの。「J2SE 5.0 JDK」と実行環境の「J2SE 5.0 JRE」はWebサイトからダウンロードできる。
J2SE 5.0は、Java言語仕様の変更、コンポーネントの追加、JVMの強化を行い、使いやすさ、パフォーマンス、スケーラビリティの向上を図った。同社によると「過去最大の機能強化」という。開発では、Java Community Process(JCP)の約160の専門家メンバーが100項目以上の機能を設計した。
コードの作成が、より効率的に迅速にできるようになったほか、JVMとJavaベースのアプリケーションのモニター・管理を行う「Java Management Extensions」をサポートした。また、新しいGUIのルック&フィールのリッチクライアント・デスクトップを採用した。完全国際化対応。
Sunは、今年6月の「2004 JavaOne Conference」でJ2SE 5.0のベータ2を発表していた。
■ URL
米Sun Microsystems
http://www.sun.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/2004-09/sunflash.20040930.1.html
J2SEダウンロード
http://java.sun.com/j2se/1.5.0/ja/download.html
( Infostand )
2004/10/01 11:18
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