 |
 |
|
|
| 最新ニュース |
|
|
|
|
|
|
||||||||||
|
||||||||||
|
||||||||||
|
IT投資伸び鈍化、全体では堅調に増加―CIO調査 |
||||||||||
|
||||||||||
|
|
||||||||||
|
||||||||||
|
||||||||||
|
||||||||||
|
||||||||||
|
米ITビジネス誌「CIO Magazine」の企業CIO調査によると、今後1年間のIT投資伸び率がやや鈍化する傾向であることが分かった。だが、全体でみるとIT予算は今後も堅調に増加する見込みという。同誌が10月1日（米国時間）に発表したIT投資の月次意識調査「CIO Magazine Tech Poll」によるもの。 調査は、同誌が約2000人のパネルCIO、およびCIO職に相当する読者3000人から無作為に抽出して、IT支出や予算について聞いた。期間は9月9日～16日。 それによると、今後1年間のIT投資額の予想平均増加率は7.4％で、前月の8.9％から1.5ポイント減少。今年4月以来、最低を記録した。だが、過去1年間のIT投資額は平均5.9％増であり、改善している。Oak Associatesの最高投資戦略家Ed Yardeni博士は「（IT投資の）比較的ゆっくりした、かつ堅実な足取りは、現在の技術サイクルが今後も長期的に持続することを示している」とコメントしている。 8つのIT分野のうち、予算増とした回答が多かったのはセキュリティで、「増加」は65.1％に達した。人件費の項目では、過去1年間の増加率は平均4.6％で、前月（4.5％増）から微増した。「IT専門家をみつける、あるいは維持することは難しい」と回答したのは11.5％で、前月（6％）から倍増。人材確保が難しくなっていることがうかがわれる。 セキュリティ以外では、BtoBtoCが好調だった。BtoBtoCが売上高に占める割合の予測は平均11.5％で、過去1年間の実績は9.4％。前月は予測11.3％／実績9.2％だったため、いずれも上昇している。 調査では今月、特別調査項目として、「次の技術革新はどこから生まれるか」について聞いた。「米国以外」と回答したのは30.1％で、「米国」は69.9％だった。米国内では「シリコンバレー」が18.9％で最も多く、IT関係者は引き続きシリコンバレーに高い期待を寄せていることが分かった。 ■ ＵＲＬ 米CIO Magazine http://www.cio.com/ ニュースリリース（英文） http://www.cio.com/info/releases/100104_techpoll2.pdf
（ Infostand ）
|
