米Dellは10月27日(米国時間)、米Novellの企業向けLinuxサーバーOS「SUSE LINUX Enterprise Server 9」(SLES 9)を搭載した「Dell PowerEdge Server」を出荷すると発表した。年内に出荷を開始する。
Dellの汎用サーバー「PowerEdge 1850/2800/2850」の3機種にSLES 9を搭載して、検証済みの形で提供する。顧客はシングルプロセッサまたはデュアルプロセッサを選択でき、年間サポート/メンテナンス料金は、それぞれ175ドルと269ドル。
Dellのサポートサービス「Dell Services」が単一のサポート窓口として対応する。両社はITインフラやカスタムアプリケーション向けとしており、UNIXからの移行を検討している顧客を狙う。
SLES 9は、Novellが今年8月にリリースしたエンタープライズ向けLinux製品で、最新のLinuxカーネル2.6をいち早く採用し、拡張性、セキュリティの強さを特徴としている。
これまでDellは、Linuxでは主としてRed Hat Linuxを搭載したサーバーを販売しており、今回SUSEを加えることで顧客の選択肢を広げるという。
■ URL
米Dell
http://www.dell.com/
米Novell
http://www.novell.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.novell.com/news/press/archive/2004/10/pr04072.html
( Infostand )
2004/10/28 10:10
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