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米LANDesk、複数のセキュリティ機能を統合管理できるソリューション


 米LANDesk Softwareは11月17日(米国時間)、スパイウェア、マルウェア、ワーム、不正アクセス、脆弱性などからクライアントPCを防御するセキュリティ管理ソリューション「LANDesk Security Suite」を発表した。アメリカでの出荷は2004年末、日本国内での出荷は2005年が予定されている。

 LANDesk Security Suiteは、同社の構成管理アーキテクチャに、複数のセキュリティ機能を統合したソリューション。ファイアウォールの内外を問わず、クライアントPC環境を単一のコンソールから管理できる。

 セキュリティの機能としては、スパイウェアの遮断・除去、プロアクティブなパッチ管理を備える。またP2Pファイル共有ソフトやトロイの木馬型マルウェアといったアプリケーションへのアクセス制限、クライアント接続ネットワークの制限、USBポートやモデム、デバイス、無線LAN接続の接続コントロール管理が可能だ。さらにグループメンバーシップ、不要サービス、インターネット接続ファイアウォールの状況、匿名ユーザーアカウントなどの分析による脆弱性対策などが行える。

 米Gartner Researchのマーク・ニコレット氏は「デスクトップとサーバーの脆弱性の多くは、パッチを当てていないことと、構成の間違いに起因している。定義したセキュリティ構成ポリシーに基づいて環境を評価・監査し、構成エラーを修復するとともに、原因を減らすためのリソースを集中できる効果的な脆弱性管理プログラムが必要」と述べている。



URL
  米LANDesk Software
  http://www.landesk.com/
  プレスリリース
  http://www.landesk.com/Preview/Press.aspx?pressid=261


( 岩崎 宰守 )
2004/11/18 17:56

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