米Microsoftは12月3日(米国時間)、データベース製品の次期バージョン「SQL Server 2005」とデータベース管理ツール「SQL Server 2005 Express Manager」のテクニカルプレビュー版をリリースした。同社サイトからダウンロードが可能。
SQL Server 2005のプレビュー版は、技術者コミュニティのMSDNと、ベータプログラムサイトのBetaplaceの加入者向け「CTP」(Community Technical Preview、暫定ビルド)としてリリースした。SQL Server 2005は「Yukon」というコードネームで、正式リリースは来年前半を予定している。今回のCTPは第2番目となる。
新バージョンでは新たに、「SQL Server 2005 Analysis Services」「SQL Server 2005 Integration Services」で64ビット対応を追加した。データベースエンジンそのものの64ビット対応は、すでに完了していた。
SQL Server 2005 Express Managerは、「Microsoft .NET Framework 2.0」をベースにした管理ツール。対象製品は、「SQL Server 2000」「SQL Server 2000 Desktop Engine(MSDE 2000)」「SQL Server 2005 Developer」「SQL Server 2005 Express Edition」で、自動化や簡素化などの機能によって、データベースの保守・管理が容易になるという。
同社ではこれにあわせて、米DPF Dataなど数社の顧客事例を発表している。コスト、効率性、統合性などの理由から、ライバルの米IBM、米Oracle、米Sybaseのデータベース製品から自社製品へ移行する顧客が多いとしている。
■ URL
米Microsoft
http://www.microsoft.com/
SQL Server 2005 Express Managerダウンロード
http://www.microsoft.com/downloads/
ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2004/dec04/12-03ServerLowCostPR.asp
( Infostand )
2004/12/07 10:14
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