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米Oracle、統合コラボレーションソフトの最新版
米Oracleは12月8日(米国時間)、統合コラボレーションソフトの最新版「Oracle Collaboration Suite 10g」を発表した。
Collaboration Suiteは、Oracle DatabaseとJ2EEアプリケーションサーバー上に、メール、スケジュール、Web会議などの各種コラボレーション機能を統合するソフト。
最新版となるCollaboration Suite 10gでは、Web会議の機能として、IM(インスタントメッセンジャー)とVoIPによるボイスチャットが追加された。このためさらにリアルタイム性の高いコラボレーションが行えるという。また単体発売もされる企業向けのコンテンツ管理システム「Oracle Files 10g」も新たに追加された。
さらにスマートフォンなどプッシュ型配信が想定されるデバイスへのメール自動配信、ポータルへの機能統合を容易にするコラボレーション用ポートレットの機能が拡張されている。
製品はオープン標準技術を基盤とするためWebポータルへの組み込みも可能となっており、同社製品であるOracle E-Business Suiteとも連携したビジネスプロセスを構築できる点もメリットになる。
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URL
米Oracle
http://www.oracle.com/
Oracle OpenWorld
http://www.oracle.com/openworld/
ニュースリリース
http://www.oracle.co.jp/news_owa/NEWS/news.news_detail?p_news_code=1257
( 岩崎 宰守 )
2004/12/09 17:47
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