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米企業の81%が2005年に、32/64ビットのハイブリッドサーバーへの投資を計画


 2005年のハードウェア投資のトレンドは、32/64ビットの両アプリケーションに対応する“ハイブリッド(混合型)サーバー”になりそうだ。米Sun Microsystemsが12月15日(米国時間)発表した調査結果によると、米企業の8割がハイブリッドサーバーの購入を計画しているという。

 調査はSunが独立系調査会社の米Momentum Research Groupに委託して行ったもので、IT投資に決定権を持つ担当者301人を対象に11月中旬、ハードウェア投資、およびIT全体の予算動向について聞いた。その結果、米AMDの「Opteron」、米Intelの「Xeon EM64T」などの64ビット対応プロセッサを搭載した業界標準サーバーに高い関心が寄せられていることが分かった。

 調査結果によると、来年は81%の企業がハイブリッドサーバーの購入を計画しており、平均でサーバー予算全体の28%を充てる予定だった。半分以上とした企業も10%あった。採用の理由では、「パフォーマンスが改善されていること」(72%)、「32ビットから64ビットへの移行が容易」(49%)などで、明確なROIが期待できることも注目されている。

 このほか、来年のIT投資優先事項としては、「ネットワークセキュリティの向上」(82%)、「事業成長目標の支援」(79%)、「計画中の顧客向けサービスの実現」(54%)などが挙げられた。



URL
  米Sun Microsystems
  http://www.sun.com/
  ニュースリリース(英文)
  http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/2004-12/sunflash.20041215.1.html


( Infostand )
2004/12/16 10:12

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