米Microsoftは1月6日(米国時間)、スパイウェア検出・除去ソフト「Microsoft Windows AntiSpyware」のベータ版を公開した。同社としては初のスパイウェア対策ソフトで、Webサイトから無償でダウンロードできる。同時にウイルスやワームを除去するセキュリティツールバー「Malicious Software Removal Tool」(正式版)を発表した。
同社が昨年12月に買収した米GIANT Company Softwareの技術をベースにしたもの。ユーザーの承認なしでポップアップ広告表示やインターネット設定の変更、個人情報の収集を行うスパイウェアの活動を阻止する。スパイソフトウェアの定義は、GIANTのユーザーコミュニティである「SpyNet」から得られる分類に従う。対応OSはWindows 2000以降で、正式版についてはリリース時期、価格とも明らかにしていない。