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米Oracle、モバイルDB「Oracle Database Lite 10g」リリース |
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米Oracleは1月10日（米国時間）、モバイル向け軽量データベースの最新版「Oracle Database Lite 10g」をリリースした。PDAなどのモバイル端末や組み込み機器向けに最適化されたデータベースで、この製品カテゴリとしては初めてグリッドコンピューティングをサポートしたという。価格は1指名ユーザーあたり100ドル。技術者向けサイトのOracle Technology Networkから評価版をダウンロード提供する。 最新バージョンでは、バックエンドと同期中にデータとアプリケーションを更新する機能が加わった。非接続モードでも利用でき、企業データベースと端末間で定期的にデータ同期を行う。作業中に接続が切断された場合は、次にオンライン状態になったときに直前の状態から作業を開始できる。ネットワーク形態に依存しないため、LANでも無線網でも利用可能。 グリッドコンピューティングのサポートにあたって拡張性を強化し、数千規模の同時ユーザーをサポートするという。管理面では新機能の「Mobile Manager」を搭載。Webベースのコンソールを使って中央でユーザーの管理・監視ができ、安全性を向上させたとしている。 OSはWindows、Linux、UNIXなどをサポート。開発環境は同社のJavaベース開発環境の「JDeveloper」やMicrosoftの「Visual Studio .NET」などに対応する。 同社によると、1996年に初めてモバイル向けのデータベースを発表して以来、同社製品を採用した企業は3000社以上にのぼるという。モバイルデータベース市場では、米Sybaseから独立した米iAnywhereの「SQL Anywhere Studio」が強く、Oracleは後を追う形となる。 ■ ＵＲＬ 米Oracle http://www.oracle.com/ プレスリリース（英文） http://www.oracle.com/corporate/press/2005_jan/01.10.05%20oracle%2010g%20lite%20final%20site.html 「Oracle Database Lite 10g」評価版ダウンロード http://www.oracle.com/technology/software/products/lite/index.html
（ Infostand ）
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