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中国Red FlagがOSDLに参加


 米Open Source Development Lab(以下、OSDL)は1月10日(米国時間)、中国最大手のLinux OSディストリビューターであるRed Flag Software(北京中科紅旗軟件技術有限公司)の参加を発表した。Red Flagでは、デスクトップLinux(DTL)、キャリアグレードLinux(CGL)、データセンターLinux(DCL)の各ワーキンググループに参加の予定。

 Red Flagは、2001年6月に中国政府科学院ソフトウェア研究所の協力により設立され、中国国内においてサーバー、デスクトップ、組込用の各方面へ向けて「紅旗Linux(Red Flag Linux)」の開発と販売を行っているベンダー。政府当局とのつながりが深いほか、日中韓の標準Linux共同開発プロジェクト「Asianux」へも参加している。

 中国IT調査会社のCCID Consultingでは、中国のLinuxサーバーソフトウェア市場は今後5年間、50%近くの年平均成長率で急発展すると予測している。Red Flag エグゼクティブプレジデントのクリス・チャオ氏は「中国において、Linuxはあらゆる市場分野に広く採用されるポテンシャルがある」と述べている。

 同氏はまた、「中国、アジア、そして世界中でLinuxをさらに発展させるために、Linuxとオープンソース開発コミュニティへ貢献し、OSDLの他メンバーと、われわれの経験と技術を共有したいと考えている」としている。



URL
  米Open Source Development Lab
  http://www.osdl.org/
  Red Flag Software
  http://www.redflag-linux.com/
  プレスリリース
  http://www.osdl.jp/newsroom/press_releases/2005/2005_01_10_beaverton.html

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( 岩崎 宰守 )
2005/01/11 12:32

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