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米Sun、Solaris 10をオープンソース化 |
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米Sun Microsystemsは1月25日（米国時間）、同社の最新OS「Solaris 10」をオープンソース化すると正式に発表した。「OpenSolaris」として、新たに開設したWebサイト「opensolaris.org」でライセンスの詳細やソースコードを提供する。また併せて1600件以上の関連特許も開発コミュニティに利用可能にすると発表した。 CDDL（Common Development and Distribution License）方式に基づき、2005年第2四半期にビルド可能なソーコードを提供する。CDDLは、Mozilla Public License（MPL）をベースとする独自のライセンス方式で、ソースコードの閲覧、変更、配布を認めるとともに、修正したものをオープンソースソフトとして共有することを要求する。CDDLは1月14日付で、Open Source Initiative（OSI）の承認を受けた。 まず、パフォーマンス診断／チューニングツール「DTrace」のソースコードをopensolaris.orgで即日ダウンロード提供開始した。DTraceはSolaris 10のカーネルに含まれる新機能で、監視ポイントを設定してシステムのデータを動的に収集し、パフォーマンス低下の原因を見つけ出す。 特許の公開は「円滑なイノーべーションを支援し、新しいオープンソース製品を、Sunからライセンスを取得することなく、迅速に市場に投入できるよう」（同社）行うもので、やはりCDDLに基づいて提供する。 Solaris 10は昨年11月発表の最新OSで、600以上の新機能を搭載。製品版のライセンス価格は1～4CPUシステムは無料で、パッチやサポートを有償のサブスクリプション（年間契約）方式で提供する。プラットホームは、SPARCのほか、OpteronやXeonに対応する。 ■ ＵＲＬ 米Sun Microsystems http://www.sun.com/ ニュースリリース（英文） http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/2005-01/sunflash.20050125.1.html http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/2005-01/sunflash.20050125.1.html opensolaris.org http://opensolaris.org/ ■ 関連記事 ・ Solaris 10が正式発表、Red HatなどLinuxを強く意識（2004/11/30）
（ Infostand ）
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