米Intelは2月7日(米国時間)、Pentium 4 Extream Editionを含む2種類のデュアルコアCPU量産製品の初期ロット製造完了を発表した。デュアルコアに対応する「Intel 955X Express(開発コード名:Glenwood)」チップセットとともに2005年第2四半期にも出荷される予定。
デュアルコアCPUは1プロセッサに2個のCPUコアを、マルチコアCPUはそれ以上を実装して、複数の処理を同時に行える設計となっている。デュアルコアのPentium 4 Extream Editionはハイパースレッディング(HT)に対応するため、4つのソフトウェアスレッドを並行処理できる。
米Intelでは、デュアルコアプラットフォームは、今後サーバー、ワークステーションからデスクトップ、モバイルまで、すべての製品市場セグメントをカバーするとしている。
デュアルコア対応チップセットの955X Expressは、DDR2デュアルチャネルメモリにも対応している。また普及価格帯向けCPU(開発コード名:Smithfield)と、Intel 945G/945P Express(開発コード名:Lakeport)もあわせて2005年第2四半期に市場投入する。
なおIntel内では、ソフトウェアやソリューション開発を促進する製品群、開発ツールといった10以上のマルチコア関連プロジェクトが進行中で、今後は投資・プログラムを充実させ、ソフトウェアの開発や検証作業を加速させる計画。
■ URL
米Intel
http://www.intel.com/
プレスリリース(日本語)
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2005/050208.htm
( 岩崎 宰守 )
2005/02/08 11:42
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