米Hewlett-Packardは2月21日(米国時間)、同社として初のルーター製品群「ProCurve Secure Router 7000dl」シリーズを発表し、ネットワークスイッチ部門を強化した。本社-支店間などの拠点間接続やSMB向けのアクセスルーター製品で、第一弾の「7102dl」と「7203dl」の2製品を4月に発売する。
HPは、「ProCurve Networking」ブランドでネットワーク製品を展開。LAN、WAN、WLANのアーキテクチャとして「Adaptive EDGE Architecture」を推進している。新シリーズのProCurve Secure Router 7000dlは、セキュリティ機能と低コストを特徴とするという。
セキュリティ機能では、DoS攻撃を防ぐステートフル・ファイアウォールを備え、アクセスコントロールリスト(ACL)、仮想LAN(VLAN)のサポートでトラフィックを制限する。また、モバイル向けに、IPSec VPN機能をオプションで提供する。CLI、GUIによる管理が可能。T1/E1最大4接続をサポートする「7102dl」の予想実売価格は1499ドル、12接続をサポートする「7203dl」は2999ドル。
あわせて「ProCurve Networking HP Switch 5300xl」スイッチ用の無線LANアクセス制御モジュール「ProCurve Switch xl Access Controller Module」も発表した。
同社は2月11日、企業内ネットワーク向けウイルス対策技術「Virus Throttle」をProCurve Networkingスイッチ向けに発表するなど、セキュリティを強化している。
■ URL
米Hewlett-Packard
http://www.hp.com/
( Infostand )
2005/02/22 10:12
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