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米IBM、ZendのオープンソースPHP環境とCloudspaceを統合 |
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米IBMは2月25日（米国時間）、PHP言語ベースの開発ツールを提供しているイスラエルのZend Technologiesと提携したと発表した。ZendのオープンソースPHP環境をIBMのJavaベースのリレーショナルデータベース「Cloudspace」と統合して、PHP開発・製造環境「Zend Core for IBM」を共同開発する。今年第2四半期中に無償ダウンロード提供する予定。 「Zend Core for IBM」は最新バージョンのPHP 5.0がベースで、XMLとWebサービスをネイティブでサポートし、業務Webアプリケーションの開発を容易にする。「DB2 Universal Database」とのシームレスな連携を実現するという。IBMは昨年8月、Cloudscapeの複製である「Derby」をApache Software Foundationに寄贈している。 IBMはZend Core for IBMをSOA（サービス指向アーキテクチャ）戦略の一環としても位置づけており、統合データベースソリューションとしてPHPとJavaをサポートする例は他にないとしている。 あわせてIBMは、開発者向けサイト、developerWorksにPHPプログラマーを支援するセクションも新設した。同社によると、PHP人気は高まっており、Webスクリプト言語市場の40％を占めるという。 IBMは同時に、自社の30以上のソフトウェアプロジェクトを、米OSTGが運営するオープンソース開発サイトSourceForge.netに寄贈すると発表した。この中には、高速Javaコンパイラの「Jikes」などが含まれている。IBMは1月にも、自社が保有する500件以上のソフトウェア特許をオープンソースコミュニティに開放するなど、積極的にオープンソースコミュニティを支援している。 ■ ＵＲＬ 米IBM http://www.ibm.com/ Zend Technologies http://www.zend.com/
（ Infostand ）
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