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米IBM、旧Informixのデータ管理ソフト会社を11億ドルで買収 |
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米IBMは3月14日（米国時間）、データ管理ソフトウェアの米Ascential Softwareを買収することで同社と合意したと発表した。買収金額は1株あたり18.5ドルで、総額約11億ドルを現金で支払う。データ統合事業の強化を狙うもの。 Ascentialは、システムに分散するデータを管理するソフトウェア「Ascential Software Enterprise Integration Suite」を代表的な製品としている。旧社名はInformixで、2001年にデータベース製品「Informix」を持つデータベース事業部をIBMに売却した際、主力製品のデータ管理ソフトウェアにちなんで社名を変更した。3000社以上の顧客とパートナーを持つ。 Ascential Software Enterprise Integration SuiteはすでにIBMの「WebSphere Business Integration」と統合可能という。Ascentialは買収後、IBMの情報管理ソフトウェア部門下に入り、同社の技術はIBMの情報管理およびソフトウェアグループの製品に組み込まれる。 データ統合は、業務アプリケーションの連携やビジネスインテリジェンス（BI）などで必要となる機能。Ascentialは2004年に前年比46％増の2億7190万ドルを売り上げたという。また、IBMの情報管理ソフトウェア部門は昨年、3ケタの成長を記録している。同社は、買収によってミドルウェア分野を強化し、市場の変化に迅速に対応できるシステム実現を支援できるとしている。 買収はAscentialの株主と規制当局の承認後、今年第2四半期に完了する見込み。 ■ ＵＲＬ 米IBM http://www.ibm.com/
（ Infostand ）
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