フランステレコムグループの通信ネットワーク事業者、Equantは4月4日(現地時間)、支店や拠点を企業VPN(Virtual Private Network)に接続するブロードバンドパッケージサービス「Small Office Solutions」を発表した。当初、41カ国でサービスを展開、その後提供地域を拡大する予定。
支店やチェーン店などを企業VPNと接続するサービスで、DSLで同社のグローバルIP VPNに接続する。ルーター、アクセス技術、帯域管理などをパッケージ化して提供し、規模やニーズに応じてサービスを選択できることなどをメリットとする。
サービスは、「Advantage DSL」(5ユーザーまで)、「Select DSL」(25ユーザーまで)、「Premier DSL」(50ユーザーまで)の3種類を用意した。「Advantage DSL」は小売チェーン店向けで、基本的なヘルプデスクサポート付き。「Select DSL」と「Premier DSL」は工場や販売オフィス向けで、可用性などで一定のレベル維持を目指すSLA(サービスレベル合意)を提供する。インストールは専門チーム「DSL Center of Excellence」が担当する。合わせてセキュリティ帯域管理などの点からアドバイスするコンサルティングも実施する。
Equantは世界にIP VPN網を構築しており、日本でもサービスを提供している。支店や拠点へのブロードバンド導入ニーズは、全社的なCRM、SCMの実装を受けて、小売業や自動車などの業界を中心に高まっているという。
■ URL
Equant
http://www.equant.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.equant.com/content/xml/pr_small_office_solutions_04_04_05.xml
( Infostand )
2005/04/06 09:09
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